【ANIS 7月号 夏バテ対策】

今年の夏のアトランタはとにかく暑い!熱い!サッカーW杯の盛り上がりとともに、例年以上に“Hotlanta”らしい夏になっています。そんな熱気に包まれたアトランタですが、気分だけでなく実際の気温も高温多湿。ジョージアの夏は、夏バテに要注意の季節です。

先月のコラムテーマは「電解質」と「脱水症状」でした。電解質とは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルのことで、身体の中で電気信号を伝えたり、水分バランスを調整したり、筋肉や神経を正常に働かせたりする重要な役割を担っています。汗をかく夏場は、水分だけでなく電解質も失われるため、適切な補給が欠かせません。

今月は、その電解質不足や脱水症状の先にある「夏バテ」の対策についてお話ししたいと思います。

夏バテとは、高温多湿の環境によって身体が疲労し、体力や自律神経機能が低下した状態を指します。単に「暑くてだるい」というだけではなく、身体全体の調整機能がうまく働かなくなっている状態です。夏バテの主な原因として、まず挙げられるのが水分不足と電解質不足です。汗を大量にかくことで身体の水分とミネラルが失われ、脱水状態になると疲労感や頭痛、めまいなどが起こりやすくなります。

もう一つの原因が、自律神経の乱れです。ジョージアの夏は外気温が90°F(約32℃)を超える日も珍しくありません。一方で、室内は冷房が強く効いているため、外と中の温度差が大きくなります。この急激な温度変化に対応し続けることで、自律神経が乱れてしまうのです。

さらに、暑さによる食欲低下や睡眠不足も夏バテを悪化させる要因です。食事量が減ることで必要な栄養素が不足し、疲労回復が追いつかなくなります。

夏バテの症状としては、食欲不振、全身のだるさ、眠気、集中力低下、頭痛、めまい、吐き気、胃腸の不調、下痢などがあります。「最近なんとなく疲れが抜けない」「朝から身体が重い」という方は、すでに夏バテが始まっているサインかもしれません。

予防の第一歩は、やはり水分補給です。喉が渇く前にこまめに飲むことを心掛けましょう。一度に大量に飲むよりも、150〜200ml程度を小分けに飲む方が効率よく吸収されます。また、水だけではなく電解質の補給も重要です。特に屋外活動や運動をする方は、スポーツドリンクや電解質補給飲料を上手に活用してください。

また、疲労回復を助けるビタミンB群、ビタミンC、クエン酸を含む食品も積極的に取り入れましょう。高タンパクで栄養価の高い食事を意識し、豚肉、うなぎ、納豆、レモン、キウイ、梅干しなどは昔から夏バテ対策に良い食材として知られていますね。

個人的におすすめなのが、はちみつレモン湯です。はちみつにはエネルギー源となるブドウ糖やアミノ酸が含まれ、レモンにはビタミンCやクエン酸が豊富です。疲れが溜まっている時に飲むと、身体が軽くなるように感じます。また、生姜湯もおすすめです。生姜には抗炎症作用や消化促進作用があり、胃腸が弱っている時や冷房で冷えた身体を温めるのに役立ちます。

当院では、夏バテ対策としてカイロプラクティックによる背骨の調整、マッサージやストレッチによる血流改善、そして食事やサプリメントに関するアドバイスを行っています。身体のバランスを整えることで、自律神経の働きをサポートし、疲れにくい身体づくりを目指しています。現在、夏のキャンペーンとして「ビタミンB祭り」を開催しています。疲労回復やエネルギー代謝に欠かせないビタミンB群を上手に活用して、暑い夏を元気に乗り切りましょう。ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。

疲れや痛み、発熱は身体からの大切なメッセージです。「少し休んで」というサインを無視せず、自分の身体の声に耳を傾けながら過ごしてください。

今年の夏も、元気にHotlantaを楽しみましょう!

矢島 敬朗 上部頸椎カイロプラクター

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